バイオメディカル・ファジィ・システム学会

  • バイオメディカル・ファジィ・システム学会
  • Biomedical Fuzzy Systems Association

学会長のご挨拶

2021年4月1日

会長就任挨拶

第17期会長 渡邉 志


 会員の皆様の選挙により,ここに17期会長を拝命いたしました.謹んで会長の任を果たし,熱心かつ活発な学会活動ができるよう,バイオメディカル・ファジィ・システム学会(BMFSA)を益々充実させていく所存です.私たちの学会,BMFSAは2022年には設立から35周年を迎えることになります.今日までの歴代会長や諸先生方の多大なる努力の結果,BMFSAは大きく発展してきました.このような会長の任をここに引き継ぐことは責任重大であり,身の引き締まる思いでおります.

 さて,個人的なことになり恐縮でございますが,私にとってBMFSAとは,私をここまで育てていただいた,まさに両親のような存在だと思っております.そんな私が初めてBMFSAに参加したのは,社会人大学院生だった2005年の大阪大会でして,初めて参加したにもかかわらず,私を研究仲間として温かく迎えてくださいました.そして,その場は非常にアットホームな雰囲気であり,かつ自由で活発な討論が展開されており,初心者ながら大変嬉しく思ったものでした.以来,私自身がBMFSAのファンとなって,今日まで活動して参りました.このような,BMFSAの伝統ともいえる温かで自由な雰囲気を,会長として,とても大切にしていきたいと考えております.

 また,この温かで自由な雰囲気は,BMFSAの対象領域が広範囲であるということにも通じていると実感しております.この感覚を裏付けるように,BMFSAで発表される論文は,理系文系問わず,人文・社会・自然の各諸分野にわたっております.そして,この幅広いBMFSAの対象分野でありますが,要は英文誌のタイトルにも含まれているHuman Sciencesという一言に集約されるのではないか,と考えております.さらに,様々な解釈をすることができるこのHuman Sciencesという「ことば」でありますが,ここから皆様のご研究におつなげいただき,ぜひ,BMFSAでご発表なさっていただければと心から願う次第です.あるいは,この拙文をお読みになって「私の研究はBMFSAに相応しいのだろうか」とお考えになっている方が,きっといらっしゃるかと感じておりますが,そのようにお悩みになられたら,まずは是非ともBMFSAの学会誌をお読みいただけたらと思います.BMFSAのすべての論文(和文および英文)はオープンになっております.あるいは,年次大会(会場/オンライン)にも是非,お越しいただけたらとも思っています.このようなBMFSAにおける研究発表をご覧いただくこと,すなわち,バラエティに富んだBMFSAにおけるご研究との出会いがきっと,みなさまのご研究となんらかの「つながり」(縁)になるものと強く信じております.

 さらにBMFSAでは,学生や若手研究者によるご研究を大いに奨励し,学生奨励賞や会員奨励賞を授与しております.この成果の一端として,かつて学生奨励賞を受賞なさった方が,BMFSAの中心として活動していただいていることを拝見できるなど,学会として非常に誇らしく嬉しい出来事をも体感できております.

 一方,BMFSAの論文誌としては、和文誌と英文誌があります.特に英文誌は,ここ最近体制が整備され国際化に向けて努力しております.また,両学会誌への投稿には会員資格の有無は問いません.加えまして,ご投稿いただいた皆様の貴重な論文を仕上げるお手伝いを論文誌編集委員会が積極的に行っております.どうか,会員内外の皆様の積極的なご投稿をよろしくお願い申し上げます.

 このように,BMFSAはコンパクトな学会ではありますが,年次大会と論文誌の発行を学会活動の2本柱として,文理問わず広範な領域を対象に,温かで自由な雰囲気の学会活動を繰り広げております.私は,以上に述べたようなBMFSAの良さを受け継ぎ,これからの発展に微力ながら寄与していく所存です.皆様のご支援ご協力を,なにとぞよろしくお願い申し上げます.