BMFSA logo     Biomedical Fuzzy Systems Association
   バイオメディカル・ファジィ・システム学会

学会長のご挨拶

2017年5月1日

会長就任挨拶

第15期会長 藪内 賢之


 先般の選挙で第15期会長を拝命いたしました.会長就任にあたり,ご挨拶申し上げます.

 バイオメディカル・ファジィ・システム学会(BMFSA)は1988年に研究会として発足し,1993年に学会となりました.このため,2017年は,BMFSAにとって30年目となります.この30年間におけるBMFSAの発展は歴代会長と諸先生方の功績であり,会長を引き継ぐことでその責任がいかに重いか実感しております.

 第1回年次大会(川崎医科大学,1989年)ではファジィ理論を用いた診断,画像処理,生態情報,ファジィ理論の医療への応用などが主要な報告内容でした.第29回年次大会(高知工科大学,2016年)の主要な報告内容は,画像処理,医療支援,機器制御,生態情報などです.また,邦文学会誌および英文学会誌に掲載された論文のテーマは,10年前は生態情報,力学,統計解析,医療,画像処理などです.直近2年については,介護・看護,労働満足度,画像処理,生態情報などになります.これら個人的な分類であり,比較の仕方も不十分ですが,BMFSAの研究テーマは診断や医療分析から介護・看護や医療分析へと変化していることがわかります.すなわち,ソフト分野の研究が増えたのです.

 BMFSAは学生奨励賞を2010年,会員奨励賞を2012年に設け,若手研究者の研究を奨励しています.一方で,BMFSAの年齢構成は30代8%,40代25%,50代29%,60代24%,性別では男性84%,女性16%となっています.年次大会と論文誌における近年の主要研究テーマでは,若手研究者あるいは女性研究者が連名となり,研究を行っています.このため,若手および女性研究者がさらに活躍できるよう機会を設けることが課題になっていると考えます.

 また,論文誌と年次大会はBMFSAの主要な学会活動の場であり,骨格と言えます.この骨格を強化しなければBMFSAのさらなる発展は難しいと考えます.このため,英文論文誌を国際化することで英文論文誌の存在価値をさらに高める必要があります.

 私はこれら2つの課題を解決することでBMFSAの発展の寄与する所存です.そのためには,皆様には引き続きご支援ご協力が必要です.何とぞよろしくお願い申し上げます.